『頭がよくなる本の読み方 大人の勉強は人生をワクワクさせる (祥伝社黄金文庫)』
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●本を読むことは武器になる。何をどう読むべきか?
・多読を誇るより一冊を精読せよ
・知識と内的力を増やす近道としての精読
・精読のための書物には何を選んだらよいのか
・高い本を読む
・読むことが武器となる
・「考える」は「読む」から始まる
・一冊の書物で変わる人、百冊読んでも変われない人
・読んで理解するための六つの技術
・読みづらい古典は「飛び地読み」から始める
・大衆小説はマーケティングの産物
・時間を増やす技術
・異なるジャンルから刺戟を受ける
・手ぶらでは読まない
・普遍的な人間性を描いている世界文学……
●本を読み語彙を増やすことで、多様な武器を手にいれる
自由に使える語彙数が五百しかない人と、語彙数が五千以上ある人のどちらが表現力と伝達力にすぐれているだろうか。いうまでもないだろう。
表現力と伝達力が弱ければ、相手から理解される度合いが俄然と少なくなる。生きるうえでこれは相当に不利なことだ。
語彙数は辞書を読んで機械的に増やすこともできるが、それでは自由に使える語彙にならない。もっともスムースに語彙を増やすなら、本を読み、そこで見つけた言い回しや表現を自分のものとして話したり書いたりすることだ。(「まえがき」より)